より質の高い医療・介護を提供しています。
医療・介護関係者、利用者、家族との情報連携を目的としたSNS型の情報連携コミュニケーションアプリを活用して、スタッフの業務改善と、地震・台風などの自然災害や事件・事故・不祥事といった人的災害時でも、最小限の被害にとどめ、事業が継続できる体制を整えています。また同時に、地域包括ケアシステムを念頭に置いた仕組み作りの一環としても運用をしています。
- 情報の記録・集約を効率的に実施できるネットワークシステムを構築
- 重視したのはスタッフ業務の軽減とBCP対策・リスクマネジメント
ICTの導入を積極的に推進した理由は? 大垣治彦施設長に聞く
利用者が安心して過ごすことができ、スタッフにとっても働きやすい環境づくりに注力しています。
情報連携型コミュニケーションアプリの活用で、
職員・他職種・家族間の情報提供や連携がスムーズに
医療・介護関係者、利用者、家族との情報連携を目的に、SNS型の情報連携コミュニケーションアプリを活用。これも、地域包括ケアシステムを念頭に置いた仕組み作りの一環。
転倒リスクの高い入居者には離床センサーを設置、
転倒防止と即時対応に効果を発揮。
センサーの集めた情報もクラウド上に集約
クラウドからいつでもどこでも情報にアクセスすることができ、ケア記録も作成できる。ミーティングもオンラインで実施。時間も短縮されて残業時間も減少。
インカムの導入で現場の状況を職員全員が共有。
急な要請にも素早い対応が可能になり、時間短縮で利用者に恩恵
現場の介護職員全員がインカムを装着、職員間の連携がスムーズに。PHSと違って両手がフリーになることもメリットに。
コロナ禍も後押し。今では全職員がICTに抵抗がなく、
自分たちなりに応用力を高めて活用の幅が広がった
血圧や体温などは測定データがBluetooth経由で自動記録されてクラウド上で保存される。
ケア記録も含め、クラウド上にデータを集約することで情報のリスクマネジメントを行い、各スタッフの業務の効率化に。
今後はAIを活かした介護DXに導入、期待したい。
タブレットやスマートフォンからでも施設内の情報にアクセスでき、職員間のコミュニケーションもスムーズに実施。離床センサーからの情報もいずれこの中に集約する意向です。
「今後はAIを活かしたDXを進めたい」と、AIをツールとして使いながら、ご利用者様が満足できる生活を提供したい。「利用者一人ひとりに、24時間の中でそれぞれの身体的なリズムがあります。その情報をAI機能付き見守りシステムで集約して予測できるようにすることで、介護職員や訪問医だけでなく、ご家族様も効率よく情報共有し、連携して動けるでしょう。
(共同開発:東電タウンプランニング株式会社制)